臨床歯科麻酔認定歯科衛生士講習・試験を受講しました。
2023-04-28
チェックNEW
歯科麻酔認定歯科衛生士になるために♡

こんにちは。歯科衛生士のIです

この度、兼ねてより受講したいと考えていた歯科麻酔認定歯科衛生士の講習と試験に挑みましたので、報告させていただきます
SRPやその他、Dr.からの指示のもと歯科衛生士の麻酔が可能と判断される症例において、患者様からの理解を得て実践できるよう、日々、知識・技術を向上させていきたいです。
診療中に起こる可能性のある偶発症に冷静に対応できるようガイドラインをスタッフ全員で共有しておくことが大切だと思います。
歯科麻酔指導医と歯科麻酔認定歯科衛生士ができることについて、日本歯科医学振興機構(JDA) の院内掲示用ポスター等を掲示し、患者様に少しずつ周知していくことから始めたいです。
歯科衛生士は歯科医師の指示において、相対的歯科医行為を行うことが出来る。※ただし診療の補助を業(繰返すという意味)として行うことはできず、条件の揃った歯科医師の指示が必須である。
善営注意義務(予見・回避)を果たすために日常において医療面接、バイタルサイン、問診票の活用など、起こる前にできることをしっかり徹底しておく。また偶発症が起きた時に、スタッフ全員が対応できるような医院のルール等、きめ細かく決めておくことが大切である。
2%リドカイン製剤、3%プロピトカイン製剤、3%メピバカイン製剤の3つ
局所麻酔薬に含まれる血管収縮薬の目的、作用、絶対的禁忌症、投薬量を理解した上で健常者、妊婦、高齢者、小児、疾患持ちの患者別に治療内容を考慮して、麻酔薬を選択する。
表面麻酔塗布後3分待機→可動粘膜に刺入(速度:0.9ml/分)→歯冠側に向かって刺入→歯冠乳頭部に刺入、(粘膜下注射→骨膜下、傍骨膜注射)★必ず刺入は3回法をとる。炎症組織への麻酔は効果時間が短縮される為、1時間以内の治療が理想的。麻酔の前後で必ず血圧測定を行いモニタリングする。
